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2017年6月11日 (日)

【紀伊半島】切目崎から南部梅林へ(印南町・みなべ町)

かつて御坊までしか延びていなかった高速道路も、平成15年12月14日にみなべ(南部)まで開通し、さらに、田辺まで延長され、現在は、すさみ南まで走ることができます(有料区間は南紀田辺まで)
しかし、景色を楽しむなら御坊で高速を降り、並走する国道42号線を走る事をお勧めします。
ここからは、ずっとオーシャンビューの道を南下することになり、とても気持ちがいい。
漁業の町・印南
(いなみ)熊野九十九王子で知られるみなべ(南部)梅の里南部川(旧・南部川村)と魅力的な町が続くのです。

Minabe


切目崎  Kirime Head

紀伊水道に臨む印南は、漁業の町で、かつお節発祥の地としても知られています。
また、天照大神を祭る
切目王子神社は県の史跡にも指定され、熊野九十九王子の中でも格の高い五体王子の一つとされているのです。
このように話題は尽きませんが、なかでも素晴らしいのは海岸線の美しさでしょう。
紀伊水道に張り出した海岸線は変化に富んでおり、
切目崎から見る海の景色は、本当に素晴らしい。

Kirime
切目崎からの紀伊水道の眺め


南部梅林  Minabe Plum Forest

ひと目百万(本)、香り十里」と言われる南部梅林は、2月上旬から3月上旬が見頃。 日本一を誇る梅の旧南部川村地域は、南高梅の産地として、全国に知られ、梅の花の咲くシーズンには村全体が甘酸っぱい香りに包まれます。
梅を見ながらお弁当を広げるのも良し、カメラ片手に遊歩道を歩いてみるのも良し、ゆっくりと花見を楽しむことが出来ます。

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南部梅林


印南を過ぎて、
みなべ町に入ると、山肌に梅の木が目立つようになります。
旬の頃だと山全体がほんのりと淡いピンク色にかすんで見え、ここからは岩代梅林(いわしろばいりん)南部梅林(みなべばいりん)田辺梅林(たなべばいりん)と、大型の梅林が続くのです。
南部川を南に越えると、海岸線にソテツが林立する南部海岸に出ます。
左折し、
南部高校沿いの道を案内標識に沿って山間部に入っていくと、 すぐに南部梅林に辿り着きます。
(高速道路を利用する場合は、
みなべICを出て左に曲がり、少し戻るように走るとすぐ)

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付近には、うめ振興館などもあり、
紀州の名産うめ」のことをいろいろ学ぶことが出来ます。
また、このあたりから隣りの
田辺市は「紀州備長炭」の生産地としても知られています。

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南部川村うめ振興館

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ふつうの梅の1.5倍の大きさを持ち、皮が薄く肉厚のある
南高梅は、高品質な梅として全国に知られますが、品種改良の過程で農家の人々は大変な努力を重ねてきました。
この改良に大きな貢献をした地元の
県立南部高校の名をとって名付けられた、南高梅(なんこううめ/なんこうばい)は、まさに紀州を代表する名産品です。

梅の花見は寒く、立春を過ぎても、まだ寒波は衰えを知らず、日によっては小雪のちらつく中での花見となります。
しかし、花見が始まると、春はもうそこまで来ているのです。

紀伊半島の春は、紀伊大島水仙に始まり、みなべの開花を経て、次第に北上していくのです。

 

     

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